お客様の声から生まれる製品

お客様の声から生まれる製品

カスタムパーツの開発


当サイトの製品の多くは、お客様からのご要望に基づいて作られたものです。最初は自分用として、テールライトをサドル後端に装着するマウントを作成したのがきっかけでした。しかし、他のサドルや別のテールライトを取り付けたいというお客様からのご要望があり、その都度、専用設計のカスタムパーツを製作してきました。

ロードバイクには様々なサドルやテールライトが存在するため、ご要望から生まれたサドルマウントはざっと60種類にも及びます。中には、同じライトとサドルの組み合わせでも、取り付け位置の変更などのカスタマイズを行う場合もあります。

お客様からの依頼から商品開発までの流れ

サドルマウントの依頼の大半は、お客様が使用されているサドルやテールライトに合わせた製品を作ってほしいというお問い合わせから始まります。

すでに同じサドルでサドルマウントを製作した実績がある場合は、テールライトを入手し、サドルとの位置関係を3D-CAD上でシミュレーションして最適な位置を探り、試作を行います。早い場合は1週間程度で試作が出来上がり、お客様と共有し、修正がなければ発送いたします。


初めてのサドルの場合は、お客様からサドルをお借りし、サドルにフィットさせるために、まずはサドルの3Dデータを取得します。これには、3Dスキャナーで現物をスキャンするところから始めます。このスキャンデータを基に、サドルに完璧にフィットするカスタムマウントを設計し、サドル専用の最適なフィット感を実現しています。

 

3Dプリンタ技術を活用したトライ&エラー

金型を必要としない3Dプリンタの利点を活かし、設計から試作品の作成まで最短で1日程度で試作が完成することもあります。試作はお客様にテストしていただき、装着感や改善点などのフィードバックをいただくこともあります。いただいたフィードバックをもとに改良や修正を行い、お客様のご希望に沿うように商品を仕上げていきます。

カスタムパーツ制作を始めた当初は、特に強度に関する問題でフィードバックをいただくことが多く、必要に応じてデザインの修正や材料の変更を重ねることで、お客様のご要望に応える製品を生み出してきました。

設計・開発費について

現在、カスタムパーツの開発に関して、ご依頼頂いたお客様から・設計・開発費はいただいておりません。お客様のご要望に基づいて特注の設計や試作を行い、その製品を一般販売することで開発費を回収する形をとっています。この方法により、より多くのお客様に特注パーツを手に取っていただけるよう努めております。

ただし、今後の製品開発や技術的な要件によっては、開発費用が発生する場合がございます。その際は、事前にご相談させていただきますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。

お客様への感謝と新しいご要望について

このようなトライ&エラーの過程を通じて、最終的に完成度の高い製品を作り上げることができるのは、お客様のご協力のおかげです。お忙しい中、テストにご協力いただき、貴重なフィードバックをお寄せいただいたことに心から感謝申し上げます。皆様のご意見が、製品のさらなる向上に繋がっています。

また、サドルマウント以外にも、ご要望がありましたら、ぜひお聞かせください。当ショップではお客様のニーズに応えるため、さまざまな製品の開発にも取り組んでいきたいと考えています。今後も、皆様のアイデアやご提案をお待ちしております。

これからも、皆様のニーズに応える製品を提供できるよう努めてまいりますので、引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。
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